京都の美味いもの
ふらりと京料理を楽しむ 「紫野和久傳 ミッドランドスクエア店」 名古屋市西区名駅
紫野和久傳 ミッドランドスクエア店 (むらさきのわくでん)
カウンターに座り、職人さんの仕事を楽しみながらお昼をいただく。
素麺南瓜と赤ずいきの酢の物
冬瓜、浜松鰻、百合根、葛の吸い物
赤出汁の味噌汁に、
鯖寿司
私はこの鯖寿司が好きなんです。豊満な鯖の旨味と酢、飯のの一体感、ゆっくり咀嚼して旨さを堪能。「いづう」とどちらが好きかと問われると困ってしまうが、この鯖寿司が名古屋で食べられるのは価値だと思う。
黒鯛鮨
この日はちょっと贅沢して黒鯛鮨も追加。
鯛の淡い味わい、これもじんわりと美味しさを感じる喜び。
和久傳が名古屋駅にできたときは嬉しいのか嬉しくないのかよくわからない思いに。
やはり京都にだけ在ってほしかった気もするのだ。
でもまあ、より気楽に楽しむことが出来るようになったということでよしましょう。
紫野和久傳 ミッドランドスクエア店 (割烹・小料理 / 名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、名古屋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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京都の夜 ひとり食べ歩き 京都サンボアでカクテルとモルト、第一旭のラーメンで〆る
和知のあとでさらに二つの店を訪れた。
(今回は続きなので前回同様に写真はありません)
酔い覚ましのつもりで少しぶらついてみることにした。錦市場を東に、寺町まで出て北に向かう。
『京都サンボア』
この辺りのアーケードをぶらつくのは本当に楽しい。映画館を覗いて映画でも観ようかと迷ったがそのまま散歩を続けた。ずっと忘れていたのだが、すき焼きで有名な『三嶋亭』の隣で『京都サンボア』に行こうと思いつく。『京都サンボア』はこのあたりでは珍しく一軒屋。思い込みもあろうが周囲の建物や雰囲気とは一線を画すオーラのようなもが漂っている。
店内は意外と明るく、L字型のカウンター席が数席。カウンターの内部には非常にたくさんの栓抜きが飾られている。店内に客は無かったのでマスターの目の前に陣取らせてもらう。ご主人が夕刊を差し出してくれる。池波正太郎ならここでマティーニを一杯か二杯なのだろうが、私はとにかく大好きなギムレット。ここのギムレットはジンにビーフィーター。夕刊に目を通していたのでレシピは不明だが、ライムジュースではなくライム果汁を使い、砂糖などは使っていないのだろう、ドライですっきりとした味わいのギムレットだった。グラスもよくある足があって逆三角形型のカクテルグラスではなく、ロックグラスに注がれているのも特徴的だ。
二杯目にこれも大好きな『ラフロイグ』。ウィスキー類はすべてダブルからの注文(シングルの量で販売してないと言う意味)となる。これを飲むころには私のほかに二組ほどの客が入っていた。ここでは表現ができないが、ご主人と客とのやり取りがまたユニークで楽しかった。ピーナッツを少し食べながら(この店では皮を床に落とすのが作法のよう)ゆるりと『ラフロイグ』を飲む。
さらにまた一組の客が入ってきたのでお勘定をすることにした。ラフロイグは15年であったと思うが、これのダブルとカクテル一杯で払いは2600円。とても安いと思う。この昭和の雰囲気の残るバーには京都に来るたびに通うことになりそうだ。
『第一旭』
サンボアを出た後はさらに散歩を続けることにして、川原町の喧騒の中を三条へ。そして木屋町、先斗町と北に南に、東西の路地を入ってみたりと久しぶりに歩き回ってみた。昔(20代~30代のころ)に来たことのあるような店は一部のバーを除きほとんど無くなっていた。若者向けの店なだけに当然だろう。次に京都に来たときに寄ろうと思えるような店にはあまり出会えなかったのは残念だった。
ホテルに帰る前に、近所にあるラーメン店『第一旭』に寄る。他の系列店などで食べたことはあるが、この本家は初めて。京都ラーメンの源流と言われる味で今夜は〆ようと思った。
深夜だというのに客は引きもきらず、私も数分待ったあと別の男性客と相席となった。店内は狭く、昭和の食堂という雰囲気。初めてなので並みのラーメンを注文した。ラーメン自体は九条葱が乗っていること以外は他の地方でも一般的なラーメン、中華そばといった感じの見た目で透明茶褐色のスープには少し多目の油が浮いている。確かに京都ラーメンなのだろう、独特な味のスープだと思う。鶏がら醤油のさっぱり系というラーメンと比較すると、少し甘みがあり豚からであろうこってりさがある。飲んだ後だからことさら旨い。
食べている間にも老若男女を問わずさまざまな客が新たに訪れる。流石に京都の人気店。エバーグリーンな地位を確立したラーメン屋なのだろう。
この日は少々食べすぎた。ホテルに戻るとすぐにシャワーを浴びて眠る。
翌日は家内も好物の蓬莱の豚まんを松本に帰ることにした。
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京都の夜 ひとり食べ歩き ホテルで豚まん、和知の焼き鳥とビール
久しぶりにひとりで京都の夜をぶらぶら散歩。
(今回は気分じゃなかったので写真がありません、ごめなさい。以下、ある日の日記として。)
『551蓬莱』
大阪での仕事を終え、次の打ち合わせのため夕方の京都に移動。打ち合わせは短い時間で済むが、この時間では松本まで帰り着けない。翌日が楽なので名古屋まで移動しておこうかとも思ったが、京都駅前に宿をとった。駅で『551蓬莱の豚まん』を買い、部屋に持ち込んで食べる。この豚まんは京都のものではなく、大阪なのだが家族が皆好きなので京都に来るたび必ず買って帰る。もちろん私も大好きで、一つ食べて腹をくちさせ、落ち着いたら食事に出ようと思っていたのについつい二つも食べてしまった。まだ熱いうちにかぶりつく、中の餡が良い味で旨い。この店以外ではなかなかこういう豚まん、肉まんに出会えない。
『焙りもの燻りもの 和知(わち)』
ホテルの部屋で仕事の後始末をした後、繁華街に出る。数年ぶりに四条烏丸から近い『和知』という店に行ってみようと思う。少し雨が降っていたが、途中で安物の傘を買い腹ごなしに歩く。烏丸通から東にはずれ裏通りを北に上がる。京都駅に近いのに思ったより暗く静かで気持ち良く歩けた。
店は四条高倉通りを少しあがったところ、京都大丸の裏手のビル4階にある。エレベーターが無いので、毎度のことながら階段が結構しんどいのだが、これもビールを美味く飲むためと思いがんばって登る。この店には10年弱前のオープンから何度か足を運んでいる。年に2、3度来た年もあれば、今回のように2年ぶりと間があくこともあった。たまにしか来ないと店の変化がよくわかる。開店当初に比べるとメニューも変化してきているが、焼酎のバリエーションは一時期に比べると少なくなった感じがする(それでもかなり多い)。その代わりクラフトビールの種類が多くなってきているようだ。フードメニューは毎回増えているような気がするが、一貫して言えるのは酒も肴もここの主人が美味いと思ったものがメニューの仲間入りをしてきているのだろうと言う事。だから何屋と一言で表現するのが難しい店になっている。
面白いのはつき出しに「知覧鶏のスープ」が出るようになっていたこと。鶏に自信のあるお店だけのことはある旨いスープ。これを肴にというのはスープなだけに難しさもあるが、私はあっても良いと思う。この日は開店当初から変わらぬ「燻製玉子」を手始めに、これもやはりまずはこれからという焼き鳥でビールを飲む。ビールは「エーデルワイス スノーホワイト(オーストリア)」のボトル。ほんのりと甘みがあり、ハーブの華やかな香りが心地良い。焼き鳥は「もも肉、せせり、砂肝」。ジューシーで弾力のある食感で旨い。燻製玉子が100円、焼き鳥が一本190円と言うのはとても良心的な価格設定だと思う。ビール二杯目は長野の「TOKYOブラック ポーター」。佐久の地ビールのようだが長野に住んでいながら今日まで知らなかった。缶に相撲取りの絵があるが、雷電だろうか。
追加のつまみに冷奴、鶏レバーの刺身を頼むと同時に、日本酒に移る。純米無濾過の「而今(じこん)」。メニューは愛知の酒とあるが、ラベルを見る限り三重の蔵のようだ。甘めの酒であったが飲み口がすっきりしていて良かった。最後に「山ねこ」のロックで〆る。もっと飲み食いしたかったのだが、さすがに豚まん二個が腹にこたえていたので店を出ることにした。
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出町ふたば@京都市上京区 下鴨神社で名代の豆餅
同志社の東、出町商店街を抜けて、前から京都一と評判も高い『出町ふたば』の豆餅を食べることに。
店の前に行ってみると・・・。
何たる行列!店の幅一杯に、何重にも蛇行して・・・。
豆餅は断念・・・ε=ε=ε= (T-T)ノ
この後は妹の第二の目的地の下鴨神社へ行きました。
杜を抜けると赤い鳥居とお社が見えてきました。静かで気持ちがいいです。
この日は中秋の名月。ここ下鴨神社では夕方から「明月管絃祭」が行われるようです。
お参りを済ませて参道に戻ると、近場の名店が「管絃祭」ように?出展をしている。
みると、「出町ふたば」が!
豆餅を並べ始め、気付いた人がチラホラ寄ってきている。
当然ダッシュで店に向かい、「3パックちょうだい!」。
いや~、本店舗前で並んでいる人には申しわけないです、待ち時間なしでゲットしちゃいました。
早速神社のご利益が・・・(-∧-)合掌・・・
『豆餅』5個入り800円
もう待ちきれず、参道を木々の間に入って・・・(笑)。
お、お、美味しいじゃないですかっ・・・。
餡子はあっさりめ、甘いが実にすっきりとした印象。周りの餅がモチモチで気持ちいい食感。ほんのり塩味で、餡の甘さとの対比が絶妙でたまらん!豆はえんどう豆らしく、コロコロ感も楽しい。これは元祖、塩スイーツではないでしょうか?
甘いものが嫌いというのは嘘です(笑)。
実は近年少し食べられるようになってきました。
これまで京都の甘味では「和久傳の西湖」、「鍵善良房のくずきり」、「今宮神社 かざりやと一和のあぶり餅」を『MY 三大 和スイーツ』としてきましたが、これからはこの「出町ふたばの豆餅」を加えなければならないです。
【出町ふたば】 お店の地図
住 所:京都府京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
電 話:075-231-1658
営 業: 8:30 ~ 17:30
定休日:火曜日・第4水曜日(祝・紋日の場合は翌日に変更)
駐車場:なし
公式HP:なし
その他:2008年9月時点の情報です。
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かね松@京都錦市場 『やお屋の二階』で松茸ご飯
三連休は所用で名古屋に帰省。朝ごはんを食べていると、妹が一人で京都をぶらつきに行くという。「じゃあ、俺も京都にご飯食べに行くわ」と、妹を京都まで乗せて行くことになりました。私の実家のある名古屋の北部から京都までは実はめっちゃ近いです。結構思いつきで行けちゃいます。
最初の目的地の錦市場へは10時ぐらいに到着。
しばらくぶらぶらしたあと、『かね松』という八百屋さんへ。
秋ですね~、松茸食べたい!でも、お高い・・・。
二階でランチできるようです。しかし店名はそのまんまですね(笑)。
京野菜を使ったヘルシーな定食を食べることにしました。
『長寿ランチ』2100円
9月はこの「モロヘイヤご飯」がセット。
妹の「モロヘイヤご飯」 これも美味い。
ですが私は、プラス500円で~。
松茸ご飯にチェ~ンジ~♪ 芳しい~、ンマ~!
「じゃが芋の麩の粉揚げ」
「茄子のたいたん オクラ添え」
などなど、野菜オンリーなのに満足感あります。
白いご飯はお代わりできて、ちりめん山椒がトッピングされている。嬉しい!
このちりめん山椒は佃煮っぽさがなくて良いです。
「さつまいもの浮島」
3種類の中から選ぶデザート。
もっとも甘くなさそうなのをチョイスしました。
やっぱ、京都のご飯はいいな~♪
こんどは松茸買いに来るね~!( ・ g・)うそーん
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