手打そば 刀屋@上田市 普通じゃない『もりそばの普』
池波正太郎氏のファンであることは前にも書きましたね。
折りしも彼の「真田太平記」を読んでいる途中で信州へ転勤となった私。この店に行かないわけにはまいりません。
『手打ちそば 刀屋』
池波氏も小説の取材で訪れた上田市で、ここ刀屋の蕎麦を食べられ。その後は上田を訪れる度にこちらの蕎麦を召し上がられたとか。ファンにとっては言ってみれば聖地のようなものかもしれません。
暖簾をくぐるにもドキドキします(笑)。
店内に入り、壁のメニューを見る。『もりそば』や『ざるそば』は量に応じて(小)、(中)、(普)、(大)と四段階に分かれている。いわゆる「並」と思われる(普)の前に(小)、(中)があるのが面白いですね。まずは小手調べとなる本日、『もりそばの(普)』を注文です。
待っている間に入ってきた若者が、(大)を注文しようとした。
店のおばちゃんが「うちは量が多いです。初めてのかたはせめて(普)で様子をみて・・・」というのに、若者は「大丈夫ですよ(大)で」とさらに押す。そこでおばちゃんは「では(普)を食べてみて、足りないようであれば蕎麦を追加し、(大)に変更しますよ」と返す。このやり取りからも、よほどに蕎麦の量が多いと思われますし、また勢い(大)を頼んで食べきれない客も少なくないことがわかります。
そのやり取りを見ている間に目に前に、まず汁と薬味が運ばれる。
葱に山葵、そしてこの辺りでは珍しくない大根のおろし。
続いて自分の頼んだ蕎麦が出てきた。
なるほど!見事な盛りっぷり!(笑)
前述の上田の蕎麦同様、野趣感じる素朴な蕎麦。蕎麦にも細いの、太いの(なかには蕎麦掻か?と思うほどの)が混じり店同様になんともいえない風情を感じます。これでなんと600円です。
先ほどの若者、バイクでの独り旅らしい。蕎麦を待つ間にさらにおばちゃんに「池波正太郎という人がよく来られた店らしいですね。」と話しかける。
「先生はよくおいでになりました。晩年は通風を患って・・・あのテレビの下の席に腰掛け、壁にもたれて蕎麦を召し上がっておられましたよ。」
店の一番奥。小上がりの席の真上にテレビが設置されている。その真下の席に池波先生が・・・。胸が一杯になる想いがして。。。ファン心理ですね^^;
次回は私もその席に座り、味噌ダレの『真田そば』などを食べてみようかと思います。
【手打ちそば 刀屋】 お店の地図
住 所:長野県上田市中央2丁目13-23
電 話:0268-22-1948
営 業:11:00 ~ 18:00頃迄
定休日:日曜日
席 数:テーブル4席3卓、6席*1卓、小上がり4席3卓
駐車場:11台
公式HP:なし
その他:2008年5月時点の情報です。
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これからはそばの季節ですな。
私はカツカレーですが。
次回は私が「大」いきますとも(笑)。
鴨煮もとって一杯呑りながらなんてどうですか。待てますよ、ぶるさんっ!
>かずさん
まじっすか?
本当は私も年中カツカレー派なんですけどね(笑)。
横浜にも、超大盛のそばがあったよ♪
カレーには納豆をかけて食べる白銀です
刀屋の場所ですか?
上田駅の近所だよ。ちなみに上田駅の観光案内所のお姉さんに聞けばすぐに行き着けると思うよ。
カレー&納豆・・・チャレンジャーですね。
でも、たしかcocoいちばん。。。さんにもトッピングで納豆あったような気がしますね。合うのかも知れませんね。
直メで良いから教えて♪
納豆カレーって、意外かな僕の家族も、結構退いてる感じがしなくもない......(´ω`)
因みに、添付されてるタレで味付けして食べます☆
味覚的には、カレーうどんに若干近い感じですよ
Σ(´□`;)ハゥ
私にとっての最寄り駅でしたか(笑)。
一番便利なのは「松本駅」ですね。
納豆カレー、今度cocoで試してみよっと。