2007年05月12日

焼津市【麺屋柔】塩そば、辛味そば、味噌そば食べおさめ

Ｗａｃｋｅｙさんのブログからこの【麺屋柔】が５月１３日をもって閉店、関東へ移転するとの情報を得まして、慌てて家族で食べに行ってきた次第です。

１１時３０分に到着しましたが、既に店の前には１０人弱の待ちです。
「柔のラーメンが食べられなくなるのを惜しんで最後に食べおさめを」と、みなさん私と同じ想いなのでしょうか。

今回はなんとなく気分的にすべてトッピング無しのラーメンにしました。それぞれのラーメンごとにシンプルな味を記憶しておきたかったので。。。

まずは私がこの店で一番好きな『塩そば』６００円。

今日のスープもダシの旨味が豊かで、それを塩でキュッと引き締めているというか引き立てていると言うか。この味がやはり好きです。

ストレートの細めの麺はシコシコした少し固めの茹で加減。スープとの相性もバッチリで、熱々のスープをよく絡めながら口にすすりこむ。
美味しいです。以前とは少し麺が変わったような気がします。

こってりとした味の『味噌そば』６００円。

細かな背脂や胡麻が味噌のコクに加わり、濃厚な味わいに。白ベースの味噌は少し甘さがきつく。好みも分かれそうですね。
もう少し赤辛の味噌のほうにアレンジしたものを食べてみたいものです。

最後に『辛味そば』６００円。

塩そばと醤油そば（今はメニューにありません）のスープを合わせた『支那そば』の辛味バージョン。
表層に赤い辛味タレと胡麻が浮かぶ。見るからに辛そうだが、意外とそうでもない。辛さで支那そばの深いコクが引き締められていて良いです。
もともと辛いものは嫌いではありませんし、『塩そば』とならんで好きな『支那そば』がベースとあって、私が気に入らないわけがありません。妻は最後に『塩そば』よりこの『辛味そば』のほうに軍配を上げました。

今回はなんとなく気分的にすべてトッピング無しのラーメンにしました。それぞれのシンプルな味を記憶しておきたかったので。

しかし、これらのラーメンや炊き込みご飯などが食べられなくなるのは本当に残念です。この営業中看板、誰が彫ったんだろといつも思っていたのですが、見納めですね（左の木の裂け目に黄色い花がさしてあるのは３歳の息子のイタズラです。ごめんなさい。）。

店を出る前に店主に移転先を訪ねると、まだ未定とのこと。
こんごネットで移転先を公開する（公式HPは無かったと思いますが）とのことなので楽しみにしたいと思います。

今まで美味しいラーメンをありがとうございます。関東でのご活躍を祈念いたしております。

【麺屋柔】　お店の地図
住所：静岡県焼津市大村新田248-2
電　話：054-626-4582
営　業：11:00～14:00（昼のみ営業、スープが無くなり次第終了）
席　数：カウンター４席、テーブル４人用１つ、小上がりテーブル４人用２つ
定休日：火曜日、第２・４水曜日
駐車場：数台
公式HP：なし
その他：店横のキャッツというお店の前にも駐車可能だそうです。
　　　　　（2007年5月13日閉店）